桑田泉プロの本「クォーター理論」ゴルフを再度、読み返してみました。
あらてめ読み返してみると、100切りを目指すゴルファーにおすすめの内容だと感じました。
最近、忘れかけていたゴルフの基本、桑田イズムを再確認しました。
桑田泉の本「クォーター理論」ゴルフは100切りゴルファーにおすすめ?
アマチュアゴルフはまさに日替わりです。
調子がいいかと思ったら、急に奈落の底に落とされてしまいます。
先週は80台で回れたのに、今週は100を叩く。アマチュアのゴルフなんて、そんなことの連続です。
当たり前ですが、何事も基本が重要です。
ゴルフの場合、本当にそのことを思い知らされるシーンが数多くあります。
前のホールでドライバーがいい当たりをして調子に乗り、オーバースイングでスライス、そしてOB。アイアンが切れていると思っていたら、大ダフリの連続で1ホールに二桁スコアのビッグイニング。
こんな経験、誰しもがあるかと思います。
とくに100をなかなか切れないゴルファーは、こんなことが多いんではないでしょうか。
実際、私も今月のラウンドは上記のような状態だったので、もう一度、基本に立ち返るべく、桑田泉プロの書籍「クォーター理論」ゴルフを、再び読み返してみました。
基本を理解することの重要性
あらためて桑田泉プロの本を読んでみて、アマチュアとプロのゴルフが決定的に違うことを再確認しました。
序章に書いてるんですが、プロゴルファーとアマチュアゴルファーの土台の違いを認識することが重要です。
世の中にあるゴルフレッスン本の多くは、プロのようにとか、プロのスイングをベースに解説しているものがとても多いです。
それはそれでありなんでしょうが、たいていのアマチュアゴルファーはプロの真似をして上手くなることはほぼありえないはずです。
なぜならプロゴルファーは何十年の練習の積み重ねでスイングの再現性を高めています。寸分狂いなく100回位はスイングできるはず。
一方でアマチュアゴルファーの多くは、月に数回のラウンドとゴルフ練習場でしかクラブを握らない。スイング数でいれば、何万回の差があるはずです。
これほど差があるのに「プロのように」スイングしてくださいは、そもそも無理なわけです。それなのに、プロがやっているようなボディターンスイングがいい、ハンドファーストで、ボールとよく見てと、ありきたりの言葉を連ねるわけです。
しかし桑田泉プロは、「クォーター理論」ゴルフというこの本のなかで、このように書いています。
そうなんです。スイングの基本は「手打ち」なんです。手打ちでフックを打つことが基本でした。
手打ちして足の裏を後ろの人に見せるように体を回すことで、調整が可能なんです。
やっぱり基本は「手打ち足の裏」です。
思ったようにボールがクラブに当たらないなら、この基本に戻ればよかったんです。
基本の重要性を改めて確認しました。
「クォーター理論」ゴルフがおすすめな理由
桑田泉プロの書籍「クォーター理論」ゴルフは、アマチュアゴルファーには本当におすすめだと思っています。
なぜなら、いままでの概念を完全に崩しながらも、ひとつひとつが理に適っているからです。
多くのアマチュアゴルファーがスライスに悩んでいるなら、その逆をやってみればいいと断言します。簡単にいえば徹底的にフックがでるスイングを叩き込むことでスライスするという不安を払拭してくれます。
桑田泉プロのクォーター理論では、つねに「手打ち」というキーワードが出てきます。
シンプルに手打ちの度合いがつよければボールはフックするわけで、ここから徐々にスライスの要素を足すという作業をしていけば、どこかでまっすぐになるという具合です。
もちろん簡単ではないですが、いまやっていることがダメなら、真逆をやってみましょうという考え方は、まさに「逆も真なり」で、それで結果がでるなら嬉しい限りです。
最初にこのクォーター理論に出会った時、まさに目からウロコでした。
とくにボールとクラブがコンタクトする瞬間、インパクトの感触がまるで変わったことを覚えています。ボールがグニャッと潰れるというか、なんというか、ゴルフレッスン業界的には「厚いインパクト」というんでしょうか。
この感覚を体験すると、ゴルフが変わります。
まさにクォーター理論でゴルフが変わる瞬間なんです。
100を切れていないゴルファーも、この感覚をすこしでも感じられるようになれば、目標達成はそんなに遠くはないような気がします。
本と一緒に動画を見るとより効果的
この本を読み返すと同時に、クォーター理論の動画を見るとさらに効果的です。
本だけでは実際のスイングの流れがわかりづらいところも出てきます。それを確認するために、動画を見ると本当に効果的です。
あとはこれを実践するだけです。
何度か練習場で感触を確認すれば、きっと次のラウンドでは、また違った結果が現れくるでしょう。
すぐにスコアに現れなくても、きっとボールをとらえた時の満足感が違ってきます。
とくに100切りを目標にしているゴルファーがもうひとつステップアップするには、ボールをとらえた時の感覚を味わうことがとっても重要です。
なかなか難しいですが、桑田泉プロの「クォーター理論」ゴルフに書いてあることを少しでも思いだしてラウンドしてみると、きっと充実感が変わりますよ!
今回紹介したゴルフ書籍