海外メジャー初出場にして初優勝の快挙を達成した渋野日向子プロ。
日本中が「しぶこ」フィーバーです。
今回は、渋野日向子の強さのベースとも言える、ピンのドライバーとパターを紹介します。
渋野日向子の強さはバックナインのノーボギーにあり
渋野日向子プロが、2019年の海外女子メジャー最終戦となるAIG全英女子オープンゴルフでみごとに優勝を果たしました!
海外メジャー初参戦どころか、海外も初めてという渋野プロですが、初日から優勝争いに食い込んでいました。
その強さを印象づけたのは、難易度の高いウォーバーンゴルフクラブのインコースで4日間で18バーディ、ノーボギーというバックナインでの驚異的なスコアでした。
最終的なスコアは通算18アンダーで、日本人の女子選手としては42年ぶりの海外女子メジャー制覇という偉業を達成しました。
これは樋口久子以来のことで、岡本綾子や宮里藍も手にすることできなかったビッグタイトル。
緊張していないわけはないのでしょうが、渋野日向子プロはメジャーの大舞台においてもトレードマークの笑顔はそのまま。
そのプレースタイルは地元イギリスはもちろん、世界中のゴルフファンを驚かせ、魅了してしまいましたね。
たどたどしい英語の優勝スピーチも、渋野日向子プロの人柄が出ていて、印象に残りました。
渋野日向子のクラブセッティングは14本すべてがピン
そんな渋野日向子プロのキャディバッグのなかには、14本すべてがピン(ping)のクラブで構成されていました。
渋野日向子プロのクラブセッティングは、ウッド系がG410シリーズ、アイアンはi210、パターはSIGMA2のアンサータイプが基本です。
統一感のあるクラブセッティングで、どのクラブのとてもフィーリングが合っているように見えました。
渋野日向子のストレスを解消させたG410 PLUSドライバー
渋野日向子プロの使用クラブのなかで、注目なのはG410 PLUSドライバーです。
テンポよく積極的なスイングで250ヤード以上の飛距離を叩き出す渋野日向子プロですが、4日間の平均飛距離は254ヤードを記録しています。
とくに印象的だったのは、勝負の分かれ目となった最終日の12番ホールのパー4です。
ブレない飛びで定評のあるG410 PLUSドライバーで、最終日最終組のプレッシャーがあるなかで、しかも優勝争いを演じている場面でのワンオン!
ドライバーへの信頼感を証明するかのようなフルスイングで、完全に流れをつかみました。
大会を通して、ドライバーショットはほとんど曲がっていませんでしたね。
ピンのG410PLUSドライバー、恐るべきミス許容力です!
渋野日向子の快挙を最後に実現させたSIGMA 2パター
そして今回の渋野日向子プロの快挙を支えたのは、間違いなくパターです。
バックナインでのバーディー量産は、やわらかい打感でしっかり転がるピンのパター「SIGMA 2」の恩恵が大きかったように感じます。
優勝を決めた最終18番ホールの約4.5mのバーディパットをはじめとして、プレッシャーのかかるパットを次々と決めてくれました。
渋野日向子プロが使用するピンのSIGMA2パターは、フェースの表面にやわらかいPEBAX素材、内側に固めのPEBAX素材を使っている2重構造テクノロジーを採用したモデルです。
やわらかい打感が特長的で、打球音がしっかりでるので、距離感がつかみやすいと評判です。
パターにやわらかい打感を求めるゴルファーに最適なモデルで、10のタイプから選ぶことが可能です。
渋野日向子プロのパッティングは、ほとんどが壁ドンと思うほど強気ですが、やわらかい打感だから、しっかりと打てて、結果的によいスコアにつながったんでしょうね。
渋野日向子使用のG410PLUSドライバーとSIGMA2アンサーの値段・販売価格
渋野日向子プロが使用するG410PLUSドライバーは、標準シャフトの定価が69,000円+税です。
実際の値段・販売価格は、有賀園ゴルフで69,984円なので、これを基準にするといいでしょう。
ピン G410 PLUS ドライバー
また、渋野日向子プロが使用するSIGMA2アンサーは、定価が31,000円+税です。
実際の値段・販売価格は、有賀園ゴルフで24,192円なので、これを基準にするといいでしょう。
ピン SIGMA2 パター
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ただし、ドライバーもパターも品薄状態だったのに、今回の渋野日向子の活躍でさらに人気が高まって、納品までに1ヶ月かかるケースもあるようです。
ちなみにピンのスタッフに聞いたのですが、ピンのクラブはプロへ支給しているものもアマチュアと同じなんだそうです。
もちろん、プロはそこから自分に合うようにカスタムしますが、ベースは同じらしいですよ。
いかがでしたか?
渋野日向子の海外メジャー優勝で、さらに女子プロ人気に拍車がかかりそうですね。
ドライバーとパターだけでも「しぶこ」モデルにして、次のコンペで快挙を目指してみてはいかがでしょうか。