キャロウェイローグドライバーを試打！これってスライス改善クラブ？軽く振ると飛ぶけどやさしいの？

キャロウェイのローグドライバー、ローグサブゼロドライバーを試打してきました。

エピックよりやさしいと評判なので気になりますね！
期待を胸にさっそく打ってきました！

 

ローグスター、ローグサブゼロ2つのドライバーを試打！

 

よく行くゴルフ練習場で試打会があったので、キャロウェイのローグドライバーを試打してきました。

2018年1月に発表されたばかりで人気は上々、試打もかなりの行列でした。
そんなこともあり、遠目の写真ばかり…。

今回試打したのは、ローグスタードライバーとローグサブゼロドライバーです。

前作のエピックと同じように、スターはスリーブなし、サブゼロはスリーブ付き。
ただスターにペリメーターウェイトはありません。
いろいろ設定を変更させずに、決め打ちでコレですっていうことなんでしょうね。

ちなみにローグドライバーという数量限定モデルもあって、こちらはスリーブ付きで慣性モーメントが高いタイプのようです。
4月発売ということで、今回の試打会には間に合わなかったみたいです。

まずはローグスターから試打させてもらいました。

 

純正FUBUKIシャフトのローグスタードライバーは軽く振ってハイドローのスライス改善クラブかも！

さっそくローグスタードライバーを打たせてもらいました。

最初は今回から加わった三菱のFUBUKI系のシャフトです。

構えた感じはしっくりきます。
エピックよりすこしヘッドが大きくなったような印象を受けましたが、体積は460ccなので同じようです。

とりあえず軽めにフワッと振ってみると、か、軽い！
ちょっと軽すぎかも。

290gを切っているとのこと。
しかもバランスがD1なので、ビュンビュン振れちゃいます。

しかし…強振してはいけないことに気がついたのは、何球か打ってからです。
とにかく左へ引っかかる、引っかかる。
シャフトが柔らかくて軽いので、当たり前といえば当たり前ですね。

みかねたキャロウェイのスタッフが

150ヤード先に打つイメージで振ってみてください！

と一言。

これが魔法の一言でした。
奥のネットにスパーンと直撃！
ややドローの球筋で、気持ちいい球が飛んでいきました。

どうやらローグスタードライバーは思いっきり振ってはいけないようです。
軽く、軽く、と言い聞かせて振らないと左に行ってしまいます。

それに、石川遼が動画で言ってましたが、ハイドローが打ちやすい設計になっています。
球がつかまりやすくて上がりやすいドライバーです！

 

純正スピーダー＋ローグスタードライバーのバランスが良い

 

次に試したのはスピーダーエボリューションのシャフトです。

前回のエピックでも一番売れていたスピーダー系なので期待できますね。

最初に試したFUBUKIよりもやや重めですが、グリップして揺らしてみるとヘッドは走りそうです。

予想通り、何球か打ってみるとつかまりがいいので球が左へ出ていきます。

さきほどのFUBUKIに比べるとシャフトの重さがあるので、急激な引掛けではないですが、やっぱり強振はNGです。

ふたたび

150ヤードくらい打つイメージで！

と言われて…

実際にかなり軽く降ってみると、スパーンと飛んで行くんですね〜これが。

力は普段の50％くらいで振ってるんですが、不思議なくらいに球はまっすぐ遠くへ飛んでいきます。

 

この感覚、どこかで味わったことがあるなぁ〜と思っていたんですが、そうです、ゼクシオテンドライバーに近い感じです。

球の伸び具合はむしろローグスターの方が良さそうな印象でしたが、軽めに振って芯に当たって飛んでいくところは似ているように感じました。

キャロウェイのスタッフが言うには、

「ローグスタードライバーは軽くふわっと振らないと真価が発揮できないドライバー」

なのだそうです。

確かにそうですね、うん、間違いない。

でも、う〜ん、それってどうなんだろう？
ローグってやさしいっていうのがウリじゃなかったっけ？
フワッと軽く振るって、かなり難しいのでは？

だってゴルフで一番難しいのは軽くとか力加減を調節して打つショットですよね？

そう考えると、ローグスタードライバーって誰が打ってもやさしいって訳ではないような気がしてきました。

目一杯ふってもヘッドスピードが35m/s以下とかじゃないと、フルスイングしたらみんなドチーピンなんじゃ？と思ってしまいました。

ちなみにローグスタードライバーは、Speeder 474 EVOLUTION IV S、Speeder 569 EVOLUTION IV S も純正シャフトとしてラインナップしています。

今回は打てなかったんですが、スペックを見る限り、中級者ならSpeeder 569 EVOLUTION IVが良さそうな気がします。
こちらは59gの中調子で総重量も301gです。

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ローグサブゼロはスターと別物！左が嫌ならこれ！

 

今回、ローグサブゼロドライバーも用意されていたので、打たせてもらいました。

エピックと同じように、ローグサブゼロもスターとは全くの別物です。
ライ角も寝ているし、ヘッドも返りにくいので、初心者が打つとほぼスライスです。
逆に私にように引っ掛ける悪いクセがあるなら、サブゼロの方がよさそうです。

また極端なスペックのものを持ってきたなぁ〜と思いましたが、案の定、ハードでした。

さきほどのローグスターを打った後だと、なおさら重く感じます。
しかも軽く振るように言われていたから、スライスしますね、当然。

今度はしっかり振っていかないとダメなドライバーです。
ただ、Speeder EVOLUTION for CW 50 Sのシャフトがラインナップされているので、こちらがローグスターに近いですね。

ローグサブゼロは、予想通り、ローグスターとは別物のドライバーです。
しっかり振れる中級者以上が対象でしょうね。

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ローグスターは本当にやさしいドライバー？軽く振るのは難しいよ！

今回試打させてもらったキャロウェイのローグスタードライバー、ローグサブゼロドライバーは、こんな棲み分けになりそうです。

• ローグスタードライバー　→　初級から中級まででフワッと軽く振れるスライサー気味の人
• ローグサブゼロドライバー　→　基本は中級以上で左を嫌がるフッカーの人

もちろんシャフトの選び方で変わってきますが、基本はこんな感じだと思いました。

ローグスターとローグサブゼロの両方を試打してみると本当にこの2つが別物だということを痛感しました。
ローグスターはハイドローで飛ばすつかまりのいいドライバーで、サブゼロは左に行かない操作性のよいドライバーであることは間違いないと思います。

また、ローグスタードライバーに関しては2つのシャフトで打ってみましたが、正直、やさしい！という印象はあまりなかったです。

というのも、普段、しっかり振ってまっすぐ飛んでいるゴルファーにとって、150ヤードくらいを打つ感覚で軽くドライバーショットをするのはかなり難しいです。

さきほども書きましたが、力加減を調節するショットがゴルフでは一番難しいですよね？

だとすると、やさしいという表現は適切ではないような気がしました。
ローグスタードライバーは決してすべてのレベルのゴルファーにとってやさしいドライバーではないです。
※あくまでも私見です。

そんななか、むしろ気になるのは、限定のローグドライバーの存在です。
こちらはソールのウェイトの位置から推察するに、かなり慣性モーメントが高いドライバーのようです。
G400でいうところのMAXのような感じでしょうか。
しかもスリーブ付きなのがいいです！

もしかしたら、限定ローグドライバーが一番バランスがよいかもしれません！
機会があればこちらを試打してみたいです。

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今回試打したドライバー

 

今回のキャロウェイローグスター、ローグサブゼロドライバーの試打レポート、いかがでしたか？

ローグスターがやさしいかどうかは別として、エピックと違うのは、ユーザーに設定を委ねるのではなく、コレです！と決めつけてくれていることです！
その点もちょっとゼクシオテンっぽいのかなと感じました。
あなたは自分でいろいろ変更したい派、それとも決めつけて欲しい派、どっちですか？

買い替えの参考に！

 

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