お助けウェッジはミスに強くて初心者が使うものというイメージがあります。
しかし、最近は多様化して上級者でも使いたくなるモデルもあります。
初級者、中級者・上級者のレベル別おすすめお助けウェッジを紹介します。
お助けウェッジ選びのポイントはソール幅とソール形状
キャロウェイのSUREOUT(シュアアウト)をはじめとして、最近はお助けウェッジがたくさんラインアップされています。
ゴルフ量販店で聞いてみたら、
とのこと。
ラフやバンカーが苦手な初心者にはじまり、最近では楽して寄せたい中級者、上級者も購入していくケースがあると言います。
確かに、深くて逆目のラフとか、ちょっと出なそうなバンカーなどでプレッシャーを感じずに打てたら助かりますよね!
では、お助けウェッジを買おうと思ったら、どんなところをチェックすれば良いのでしょうか?
ポイントはソールの形状とソール幅です!
分割されたソールがラフでの抜けの良さに!
ソール幅が広くていかにもミスをカバーしてくれそうなお助けウェッジですが、その反面、ラフなどでは抜けが悪くて打ちにくいというイメージがありました。
しかし最近のお助けウェッジは、ソール形状に工夫がされていて、ラフでの抜けも良いんです!
その秘密は、分割されたソール形状にあります。
キャロウェイのシュアアウトを例に取ってみると、ソールの中央は30ミリ以上の長さがあるのに、ヒール(シャフト側)は20ミリ程度、逆のトゥ(ヘッドの先端側)は25ミリちょっと。
↓キャロウェイSUREOUT(シュアアウト)
しかもヒール側とトゥ側のソールは凹で抵抗が少なくなっていて、センターのソールは凸になっています。
この凹凸とソール幅がポイントです。
幅広いセンターのソールはダフリに強く、それでいてヒールとトゥは抜けの良さを高めている要因です。
お助けウェッジ最大の武器はオートマチックなバンカーショット!
お助けウェッジのメリットは、バンカーショットが簡単なことです。
バンカーショットはフェースを開いてバウンスを使って打つと言われます。
でもお助けウェッジは何にもしないでそのまま打てばOKです。
なかでもバウンス角が大きいものが初心者にはオススメです。
まさにオートマチックでバンカーショットが打てます。
目安はバウンス角が8度以上です!
バウンスだけみると、クリーブランドのスマートソール3タイプS、ツアーエッジのワンアウトなどが当てはまります。
キャロウェイのシュアアウトはバウンス角が非公開ですが、形状としてはバウンス角が大きめです。
↓クリーブランド スマートソール3タイプS
ただし、バウンス角が大きいお助けウェッジは、フェースを開くのが不得意だということは覚えておいた方がいいでしょう。
フェースを開くとバウンスでソールが浮いてしまいます。
中級者と上級者はバウンスの少ないものがいい!
では、中級者や上級者のためのお助けウェッジは、どんなものを選べば良いのでしょうか?
中級者や上級者は、バンカーショットはフェースを開いて打つのが当たり前と考えている人が多いと思います。
だからこそ中級者、上級者は、お助けウェッジは初心者用だと思いこんでいるのですが、実はバウンス角の小さいモデルなら選択肢に入ります。
バウンス角が小さいことで、フェースを開いてもバウンスでソールが浮かないので、中級者や上級者はこちらのほうが使いやすいでしょう。
目安はバウンスが5度以下です!
フォーティーンのD-036はプロでも使えるお助けウェッジと言われていますし、キャスコのドルフィンウェッジフォージドDW-116はトゥ側のバウンスが少なくて、しっかり開けます。
↓フォーティーンD-036
↓キャスコ ドルフィンウェッジフォージドDW-116
この2つは操作性がよくて、失敗しないウェッジの代表格です!
レベル別オススメお助けウェッジ
アプローチやバンカーで失敗しないなら、お助けウェッジを使ってみたくなりますよね!
初級者、中級者・上級者のレベル別のおすすめお助けウェッジを紹介します。
フォーティーンはラインアップが豊富ですよ!
フォーティーン D-036
ソフトな打感と操作性が抜群のお助けウェッジがフォーティーンD-036。
RM22などのツアーモデルよりもソール幅が広いのでやさしい。
それでいてスピンもバッチリ!
- ソール幅:約27ミリ(56度)
- バウンス角:4度
- ロフト角:51度、56度、61度
- レベル:中級者・上級者
FOURTEEN(フォーティーン) サンドウェッジ D-036 サンドウェッジ SW 56度 NS スチール メンズ 右 ロフト角:56度 番手:SW フレックス:S
フォーティーン H-030
どんなライでもソールが滑って失敗しないのがフォーティーンH030。
バウンスはやや多めでフェースは開かないで使うのが正解。
意外にラフからの抜けがいい!
- ソール幅:約33ミリ(56度)
- バウンス角:10度
- ロフト角:38度、50度、56度
- レベル:初級者
フォーティーン C030
バンカーもアプローチもダフってOKのC030。
独特のソール形状でヘッドを入れてバウンスを効かせる。
ツアー仕様の溝でスピンが効くのも特徴!
- ソール幅:複合ソールのため表示なし
- バウンス角:6度(56度)
- ロフト角:51度、56度
- レベル:中級者・上級者
キャスコ ドルフィンウェッジフォージド DW-116
フェースを開いても、そのままでも、どちらでもOKなのがドルフィンウェッジフォージド。
トゥ側やヒール側のバウンスが少ないのでフェースを開いてもソールが浮かないのがポイント。
初心者はもちろん、中級者、上級者も使えるお助けウェッジ!
- ソール幅:約21ミリ(58度)
- バウンス角:6度(58度のヒール側)
- ロフト角:50度、52度、56度、58度
- レベル:初級者、中級者・上級者
キャロウェイ SUREOUT(シュアアウト)
幅広ソールでやさしくて、ラフでの抜けもいい万能ウェッジ!
ソールの形状が特徴的で、さらに溝がフェース全面に施されている。
失敗しないキャロウェイ初のお助けウェッジは売れています!
- ソール幅:約32ミリ(58度)
- バウンス角:未発表
- ロフト角:58度、64度
- レベル:初級者
Callaway(キャロウェイ) サンドウェッジ SURE OUT ウエッジ N.S.PRO 950 GH 420758005522430 右利き用 ロフト角:58度 番手:ウエッジ フレックス:S
クリーブランド スマートソール3タイプS
どんなライでも球が上がるのがスマートソール3の特徴。
ひたすら払い打ちするのがポイント。
ソール幅の広さはウェッジでは一番かも。
- ソール幅:約42ミリ
- バウンス角:8度
- ロフト角:58度
- レベル:初級者
Cleveland GOLF(クリーブランドゴルフ) サンドウェッジ スマートソール3 TYPE-S ウェッジ スチール メンズ 右 ロフト角:58度 フレックス:Wedge
ツアーエッジ ワンアウト
ダフっても大きなミスにならないツアーウェッジのワンアウト。
バウンスは大きめなのでバンカーもオートマチック。
まさに失敗しないお助けウェッジ!
-
- ソール幅:約39ミリ
- バウンス角:14度
- ロフト角:58度
- レベル:初級者
Tour Edge(ツアーエッジ) サンドウェッジ ONE OUT WEDGE ワンアウトウェッジ TourEdgeオリジナルスチールシャフト OOWC 右利き用 ロフト角:58度 番手:WEDGE
お助けウェッジのポイント、おすすめモデル、いかがでしたか?
いまやお助けウェッジは初級者だけのものではなくなりました。
そのうちツアープロが使用するお助けウェッジも出てくる可能性もありますね!