桑田泉プロのクォーター理論を知って、ゴルフの考え方が変わり、「手打ち足の裏」打法で打感が確実に良くなりました。そして実際にラウンドしてスコアも良くなりました。
桑田泉プロが唱えるゴルフ論「クォーター理論」に関連する書籍や雑誌、動画などを紹介しながら、実際に行ったゴルフ練習方法などにも触れていきます。
ポイントはこちら!
- 桑田泉さんのクォーター理論は通常のゴルフ理論の真逆の考え方
- 「手打ち、足の裏」がゴルフスイングの原点となった
- 傾斜に対する不安がなくなりゴルフに余裕が生まれた
ゴルフ上達の秘訣とは何かを考える?
ゴルフが上手くなりたい!
ゴルフをやりはじめて少し経つと、誰もがそう思うことでしょう。
大抵の人は、練習場に通い時にはレッスンプロに教えを請うか、レッスン書を読んだりビデオを見たりして、独学で頑張るか。
おそらくどちらも正解であり、不正解でもあるでしょう。私もその両方の経験がありますが、今、思い返してみると、いずれもいまひとつ効果が出ていなかったように思います。
ではどうすれば、もっと効果があったのでしょうか?はたまたどのような方法を選択していれば、ゴルフが上達したのでしょうか?
いまだからこそ、いろいろな経験をしてきたからこそ、分かることがあります。最も大切なのは、状況を把握して、それに適したスイングをすること、ただそれだけのように思います。
桑田泉さんの動画がゴルフの考え方を変えた!
では、適したゴルフスイングとは、どういうことでしょうか?
私の場合、その「適したゴルフスイング」の手本となったのは、桑田泉さんの一本の動画でした。
これは、インパクトの手前のクォーター、つまりスイングを円で例えると、インパクト前の4分の1の重要性を唱えたものです。たった一行で表現していますが、これがまさに「目からウロコ」なのです。
そして、はじめての衝撃は、何と言っても「手打ち、足の裏」打法です。
胸の前で腕をひっくり返して、大きくゆったり振り切ったあとに、足の裏を後ろに見せる。ただそれだけです。
本当に?
私もそう思っていました。でも、これをゴルフ場で実践したら、驚くほどボールが芯に当たるのです。
今まで、「ボディーターン」だとか、「ハンドファースト」だとか、「ボールをよく見る」とか、いろいろな言葉を頭に詰め込んで、それをイメージしていた私にとって、その「手打ち、足の裏」という言葉は違和感のかたまりでした。
でも、当たるんです、ボールが芯に。あきらかに今までと違う感覚、違う感触なんです。
桑田泉さんいわく、「自分の描いている動きと、実際の動きにはギャップがある。」のです。
たしかに、年齢を重ねるごとに脳の伝達能力が衰えていくのに、まるで10代のスポーツ選手のようなイメージのままスイングをしているのです。それでは思った通りの結果が出るわけはないのです。
まず、そのことに気がついたことが大きかったように思います。
傾斜に対する準備だけで不安が余裕に変わる
もう一つ、なるほどと思ったことがあります。
「ゴルフ場はフラットなところがないのに、フラットな時のスイングしかしない。だからミスをする」
「良いゴルフスイングは、綺麗なスイングではなくて、状況に応じたスイングが良いスイング」
状況も考えずに、ただただフラットな時と同じスイングをする。だからミスをする。
たまたまフラットな状態に近い時には上手くいくが、ちょっとでも傾斜があればミスをする。ダフったりトップしたり…。
当たり前ですよね。
つま先下がり、つま先上がり、左足上がり、左足下がり、この4つの傾斜の時に、どんな準備をするか、それが重要です。
単純にそれを意識してスイングの前の準備をするだけで、ミスの確率が格段に減ります。
これを知ってから、私は傾斜でのスイングのミスが格段に減りました。そして、それが不安を払拭することにつながり、気持ちに余裕がでてきたのです。
スイング云々よりも、この精神的な余裕が一番大きかったのかもしれません。
調子の悪い時は「手打ち、足の裏」に戻ればいい!
ゴルフは欲との戦いです。スイングが良くなって、ある程度の結果が出てくると、どんどん良くが出てきます。
もっと飛ばしたい、狙って曲げてみたい、高くあげたい、ライナーを打ちたい…。
プロでもないのに、高望みしすぎです。
でも、ゴルフってそんなスポーツなのかもしれません。
それがスイングバランを崩す原因なのかもしれませんが、どうしようないものなのです。
しかもアマチュアなら、せいぜい月に1、2度のラウンドが妥当な回数だと思いますが、その程度だと、極端に調子の悪い時もあります。
ダフったり、トップしたり、曲がったり…。手がつけられない時もあります。
でも私には、そんな時に立ち返れる原点があります。
それはもちろん「手打ち、足の裏」です。
この打ち方に立ち返ることで、スイングどころか、ゴルフ自体の調子も取り戻すことができるのです。
私にとって桑田泉さんの「クォーター理論」は、まさにゴルフスイングの原点です!
桑田泉プロ関連の記事一覧