タイトリストのTS2とTS3ドライバーを試打してきました!
さっそくレビューをお届けします。
新しいタイトリストのドライバー「TS2とTS3」が新発売
タイトリストの新ドライバーTS2とTS3が9月に発売されます。
正式な発売日はタイトリストのオリジナルシャフトモデルが9月28日で、カスタムシャフトモデルは約1ヶ月後の10月26日です。
前作の917D2ドライバー、917D3ドライバーは飛距離で他のメーカーに完敗してしまったので、今回のTS2、TS3ドライバーは飛びにこだわって開発したとのことです。
期待できそうですね!
さっそくゴルフ5の小山店で試打してきました。
TS2・TS3ドライバーの特徴
今度のTS2ドライバー、TS3ドライバーは、917とは違って見た目で明らかな違いがあります。
前作の917ドライバーから装備されたSURE FIT® CGウェイトが、TS2には装備されずTS3のみとなりました。
代わりにTS2ドライバーには、固定式のウェイトが装備されています。
構造的にシンプルなのはTS2で、ウェイトの設定で重心をコントロールできるのがTS3ということになります。
TS2ドライバーの弾き感がすごい!
さっそくTS2ドライバーから試打させてもらいました。
TS2ドライバー+ツアーAD VR-6
最初にTS2ドライバーではカスタムシャフトとなるツアーAD VR-6を試してみました。
打ってみた最初に印象は、「パチッと弾く感触」です。
いままでのタイトリストのドライバーは、どちらかというと打感がやわらかくて、フェースでボールがつぶれる感じだと思っていたんですが、TS2ドライバーはまったく違いました。
キャリーがかなり出てくれてトータルで260ヤードオーバー。
悪くないどころかいやかなり良いですね!
何球か打っているうちに、すこし球のつかまりが良くなってきました。
ツアーAD VR-6のシャフトは、クセがなくてすなおな中調子という印象です。
TS2ドライバー+タイトリストクロカゲ50
続けて試打したのは、TS2ドライバーとタイトリストクロカゲ50の組み合わせです。
TS2とクロカゲ50の組み合わせは、VR-6よりも軽いので、さらに振れる感じです。
ただ、触れてしまう分、やや引っ掛け気味です。
それでも飛距離は250ヤードオーバーなので悪くないです。
クロカゲ50は、中調子ながら粘ってくれて、元調子よりに感じました。
シャフトの違いはあるものの、TS2ドライバー自体は直進性が高いので変な曲がり方はしなかったです。
タイトリストが発表しているTS2ドライバーの特徴はこれらです。
TS2の特長はここ
- 想像を超える飛距離性能
- かつてないボールスピードと新次元のやさしさ
- 高く安定した弾道
- まっすぐ伸びていくビッグキャリー
たしかに「高く安定した弾道」というのは当たっている気がします。
まっすぐ飛ばせるので、スライスに悩んでいる中級者などはTS2ドライバーが合いそうです。
逆に左にひっかかるのを嫌がる上級者にはTS2ドライバーは向かないかもしれません。
さてさて、続けてTS3ドライバーを試打しました。
TS3は左にひっかからない上級者好みのドライバー
じつはTS2ドライバーを試打している最中に、ゴルフ5の店員さんから「TS3の方が合いそうですね」と言われていました。
これは期待できそうです。
TS3ドライバー+ツアーAD VR-6
最初に打たせてもらったのは、TS3ドライバーのツアーAD VR-6です。
しっかりしたシャフトのVR-6とTS3のヘッドの相性が良いようで、まったく左にひっかける気配がありません。
逆にすこしゆったり気味にふるとスライスするぐらいです。
しっかり叩いても、これでもかって叩いても、左にフックするような球はでません。
飛距離も260ヤードオーバー。
いままでで一番飛びました。
これはいいですね!
TS3ドライバー+タイトリストクロカゲ50
つづけてTS3ドライバーでクロカゲ50の組み合わせを試打させてもらいました。
TS3ドライバーとクロカゲ50の組み合わせは、総重量をすこし抑えたいと思って打たせてもらいました。
結果としては250ヤードオーバーを連発していたので悪くないですが、VR-60のように思いっきり叩くと左に飛びそうな気配がありました。
おそらく総重量は302g程度なので、本来ならこの組み合わせくらいの重さで収めたいところです。
じつはクロカゲ50は、TS2ドライバー用のシャフトということになっていますが、どちらでも対応はできるそうです。
試打の途中でゴルフ5の店員さんから
「しっかり振れているので60g台がおすすめです。手加減して振るのは難しいので、思い切って振り切れるシャフトがいいですよ」
との一言をいただきました。
分かっているんですが、ラウンド終盤には少し疲れそうな気もするので、なんとも悩みどころです。
そこでもう一つ、提案してもらったのがTS3ドライバーとディアマナDFの組み合わせです。
TS3ドライバー+ディアマナDF
TS3ドライバーとディアマナDFの組み合わせは、絶対に左に行かせたくない仕様とのことでしたが、私のスイングにはかなりフィットしたようです。
最終的な飛距離は、TS3ドライバー+ディアマナDFが一番で270ヤードにギリギリ届かないくらい。
でもこれはかなり飛んでいる感じがして、芯を喰う確率が高かったです。
タイトリストが発表しているTS3ドライバーの特徴としては下記になります。
TS3の特長はここ
- 想像を超える飛距離性能
- かつてないボールスピードと高い許容性
- 重心調整機能によるマルチな弾道
- 芯で打ち抜く確かな打感
TS3とディアマナDF、これは今まで使ってきたドライバーの中でも1位、2位の飛距離を記録しました。
「芯で打ち抜く確かな打感」っていうのを実感しましたね!
これはかなりいいです!
TS2・TS3ドライバーの価格はいくら?
買うならTS3ドライバー+ディアマナDFだなと思い価格を確認。
TS3ドライバーは標準シャフトが72,000円で、カスタムシャフトが89,000円とのことです。
TS2ドライバーも同じ価格です。
そこそこしますが、ゴルフ5ではキャンペーンがいろいろあって、試打会に行くと特典があるようです。
TS2ドライバー、TS3ドライバーは、ゴルフ量販店での価格はほぼ20%オフが標準のようです。
なので、TS2・TS3ドライバーの標準シャフトは57,600円、カスタムシャフトは71,200円と考えていいでしょう。
実際に有賀園ではこの価格です。
※ちなみに税別価格
TS2ドライバー、TS3ドライバーともに発売日は標準シャフトが9月28日で、カスタムシャフトは10月26日です。
TS2・TS3ドライバーのシャフトラインナップ
TS2ドライバー、TS3ドライバーのシャフトラインナップは以下の通り。
TS2ドライバー標準シャフト
Titleist Speeder 519 EVOLUTION
(フジクラ社製)
フレックス: R , SR , S
重量: 48g , 50g , 52g
トルク: 5.0, 4.8, 4.6
先中調子
KURO KAGE 50(SR/S)
(三菱ケミカル社製)
フレックス: SR , S
重量: 48g , 50g
トルク: 5.2° , 5.0°
中調子
TS2ドライバー・TS3ドライバー共通ストックカスタム
Tour AD VR-6(S)
(グラファイトデザイン社製)
フレックス: S
重量: 65g
トルク: 3.2°
中調子
Speeder 661 EVOLUTION V(S)
(フジクラ社製)
フレックス: S
重量: 66g
トルク: 3.7°
先中調子
TS3ドライバー標準シャフト
Tour AD 60(SR/S)
(グラファイトデザイン社製)
フレックス: SR , S
重量: 58g , 60g
トルク: 4.1° , 3.9°
中調子
ディアマナDFはカスタムモデル扱いになります。
買うならTS3ドライバー+ディアマナDF!
試打してみて、TS2ドライバーには直進性の良さを感じましたし、軽く振っていけて、スライスしないのはとても魅力的でした。
ただ私的には、ながらくドライバーは左の引掛けに悩まされてきたので、いっそのこと絶対に左に行かない組み合わせのTS3ドライバー+ディアマナDFが良さそうです。
ゴルフ5の店員さんにもTS3ドライバー+ディアマナDFを勧められました。
当然、しっかり振っていくことが大前提になりますが、その方がTS3ドライバーの特徴を活かせそうな気がします。
プラスしてディアマナDFのしっかり感がとてもマッチしているように感じましたし、芯をしっかりとらえる感覚がありました。
いろいろ試打してみて、こんな人に合ってそうだと感じましたよ!
こんな人におすすめ
- TS2ドライバーは中級者にあってそう
- TS2ドライバーはスライサーによさそう
- TS3ドライバーは上級者が好みそう
- TS3ドライバー+ディアマナDFは絶対的に左へ行かない
以上がタイトリストTS2ドライバー、TS3ドライバーの試打レポートになります。
買い替えの参考にしてみてください。
ちなみにTS2ドライバー、TS3ドライバーの実際の販売価格はこちらから検索できます。
タイトリスト TS2ドライバー
これもチェック!
タイトリスト TS3ドライバー
これもチェック!