カシオのゴルフ用カメラがすっかり定着してきました。先日、カメラショー「CP+(シープープラス)」に行った際に、ゴルフシュミレーターでスイング分析をやっていたので、試してきました。ハイスピードカメラEX-SA10を使った分析で、さらにレッスンプロによるアドバイスもいただけました。
ゴルフスイング分析用カメラのカシオエクシリム
ゴルフのスイングを撮影して上達を促す!デジタル技術の発達はスポーツの上達にも一役買っていますね。
ゴルフの世界では、ハイスピードカメラがその役割を担っています。今まではとても高価で、テレビなどでしかつかなかったものが、手軽な値段、簡単な操作で誰でも使えるのは嬉しいことですね。
この分野、カシオが独占しています。石川遼プロのスポンサーになったことも大きいですが、じつはその前からハイスピードカメラの分野ではずば抜けていました。
エクシリムはコンパクトで性能が良くて、スタイリッシュ。しかもかなりのハイスピードのスイングも、スロー再生が可能。以前のモデルを使ったことがありますが、たしかに良く撮れます。
カメラの展示会でゴルフシュミレーター?
今回、カメラの展示会なのに、ゴルフシュミレーターが設置されているのは、すこし他のカメラメーカーとは違った雰囲気です。
カタログには、ゴルフ上達専門ギア、日本のゴルフを強くする と書いてあります。
さらにこんなキャッチコピーがありました。
カメラとウエアラブルセンサーが連動して、ゴルフのスイングを分析するらしいです。
ハイスピードカメラEX-SA10です。
ゴルフシュミレーターの後ろにカメラがセットされていて、スイングを撮影して、それをレッスンプロが分析してくれます。
こんな感じで、自分のスイングがモニターに映し出されて、レッスンプロがアドバイスしてくれました。
余談ですが、今回、レッスンプロからは、「良いスイング」のお墨付きをいただき「逆に何か聞きたいことはありますか?」と言われました。
なので、レッスンというよりは、確認作業になりましたが、自分のゴルフスイングを見ながら、いろいろとプロに相談できるのはとても勉強になりました。
本当に細かな部分ですが、左の肘の抜けとか、フィニッシュの位置など、「もっとこうするとさらに良くなりますよ!」と、アドバイスをいただきました。
あと、ちょっとした売り込みですが、こんなことも。
「どこがどう動いているのかを撮影して確認して、練習で修正して、それに慣れる。これを繰り返していくとスイングが固まってきますよ」
ウエアラブルセンサーとカメラでスイング角度をチェック
最後のレッスンだったらしく、とても長い時間、いろいろな話をしていただきました。
ありがたいことです。
その後、製品の内容を聞いてみました。
今までは本当にカメラ型のもので、それをゴルフにつかっているという感じでしたが、いまは完全にゴルフ専用でスタンド付きになっています。
それにウエアラブルセンサーをオプションで付けて、連動できるようになっています。
ハイスピードカメラはEX-SA10で、ウエアラブルセンサーはCMT-S10Gです。
いずれもスマホに転送できて、あとから確認できます。
EX-SA10で撮影した映像をあとからスマホやタブレットで確認できて、体の角度やスイングプレーンに線をひいてチェックできます。
さらにウエアラブルセンサーCMT-S10Gと連動すると、体の向きの角度を自動に検出してくれます。
アドレスの前傾角度、スイングのときの回転角度、地面との水平角度がわかります。
とくに地面との水平角度は、アドレス時やインパクト時の起き上がりや沈み込み、いわゆるリバースピボットがどの程度なのかを確認できます。これは良いですね。
オーバースイングは一発でわかりますね。己を知るのは大切ですね。
一般的なレベルでここまで撮影ができるのは、ホント、すごいと思います。
うまく活用すれば、上達を促進してくれますね〜
ゴルフ上達専門ギア、日本のゴルフを強くする というキャッチコピー、一般ゴルファーにとってはうれしいですね!
ちなみに市場価格は、
ハイスピードカメラEX-SA10が35,000円程度、
専用のウエアラブルセンサーCMT-S10Gが26,000円程度
です。
それなりですが、カメラとウエアラブルセンサーの連動は他にないので、良いかもしれないですね〜
今回紹介したゴルフカメラ