赤城カントリー倶楽部でラウンドしてきました。
宮里藍がトーナメントで優勝したこともある名門のゴルフ場です。
茂木宏美、武藤俊憲の所属する赤城カントリー倶楽部を紹介します。
赤城カントリー倶楽部の特長は?
群馬県桐生市にある赤城カントリー倶楽部は、2000年から2009年まで女子プロトーナメントのSANKYOレディースオープンが開催されたゴルフ場です。
赤城山南麓にある戦略性に富んだ18ホールは、標高400mのなだらかな丘陵コースです。
コースは赤松を中心とした自然林でホール間をセパレートしている典型的な林間コース。
いずれのホールもフェアウェイはそこそこ広くて、山裾にありながら意外にフラットです。
ただし随所に池が絡んだホールがあり、難易度を高めている印象です。
いろいろな木々がコースを取り囲んでいることで、とても色彩豊かな山なみを楽しめ、途中には赤城山を望むホールもあります。
紅葉の季節には絶景が楽しめるゴルフ場です。
今回は12月初旬のラウンドで残念ながら紅葉は終わっていましたが、冬のピンとした空気の中、澄んだ大空に映える赤城山を楽しみながらラウンドさせてもらいました。
赤城カントリー倶楽部のコースと整備状況は?
赤城カントリー倶楽部は、以前にトーナメントを開催していたコースだけあって、グリーンや周辺、バンカーなどの整備がしっかりしていました。
12月ということで若干、朝はグリーンが凍っていましたが、カチカチに固まっているほどではありませんでした。
おそらく夜はシートを被せて保護していると思います。
赤城カントリー倶楽部のグリーンは?
赤城カントリー倶楽部のグリーンは、2グリーンで、訪れた時はメイングリーンを使用しまいた。
8.2フィート、4.2ミリということで、それほど早い印象はありませんでした。
ただし赤城山からの芝目があるので、注意が必要です。
ホールによっては傾斜と相殺されたり、下りと順目、赤城山からの目がプラスして異様に早かったりと、なかなかの手強さです。
赤城カントリー倶楽部の名物ホールは?
赤城カントリー倶楽部の名物ホールは、インコースの11番ホール、パー4です。
赤城山の全景を見ることができる絶景のミドルホールで、ドラコン推奨ホールでもあります。
もうひとつ、今回ラウンドしてみて難易度が高いと感じたのは、16番ホールのパー3です。
林に遮られた風が曲者で、少しオーバー気味のクラブを持っていながら、手前の池につかまりました。
見た目よりも難しいホールです。
▼ヤーデージはこちら
OUT | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Par | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 4D | 5 | 3N | 4 | 36 |
Back T. | 404 | 164 | 533 | 388 | 452 | 447 | 555 | 180 | 391 | 3514 |
Reg. | 382 | 148 | 493 | 360 | 432 | 426 | 528 | 164 | 370 | 3303 |
Front | 358 | 120 | 454 | 342 | 405 | 403 | 509 | 141 | 350 | 3082 |
Hdcp | 3 | 15 | 9 | 13 | 1 | 7 | 11 | 17 | 5 |
IN | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Par | 4 | 4 | 3N | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5D | 36 |
Back T. | 373 | 376 | 181 | 511 | 388 | 343 | 184 | 383 | 522 | 3261 |
Reg. | 344 | 360 | 168 | 489 | 367 | 328 | 169 | 368 | 505 | 3098 |
Front | 307 | 344 | 147 | 454 | 338 | 306 | 148 | 324 | 485 | 2853 |
Hdcp | 10 | 4 | 16 | 8 | 2 | 14 | 18 | 6 | 12 |
赤城カントリー倶楽部のプレー代金は?
赤城カントリー倶楽部のプレー代金は、12月でコンペということもあり、12,100円でした。
税込、お昼ごはん付きです。
コースも本格派ですし、クラブハウスもきれいで、設備も充実していることを考えると、コスパは良いと感じました。
ロッカールームもきれいで、お風呂は温泉とのことで快適でした。
赤城カントリー倶楽部の昼ごはんは?
赤城カントリー倶楽部のお昼ごはんは、豚やマグロ、そば、ラーメンなど、いろいろなラインアップがありました。
今回はせっかくなので地物の赤城豚をいただきました。
あっさりしていて、ボリュームも合って美味しかったです。
食堂はガラス面が多くて、とても明るい印象でした。
赤城カントリー倶楽部のスタッフの対応は?
フロントをはじめ、マスター室、クラブの積み込みのときなどの対応はとても好印象でした。
前半は詰まり気味ですこし時間がかかり、日没になる可能性があるので早めにと言われましたが、全体的にテキパキした対応をしてくれました。
ちなみにリモコン電磁誘導カートで、ナビも付いていてラウンドは快適です。
赤城カントリー倶楽部のアクセスは?
赤城カントリー倶楽部へは、北関東自動車道の伊勢崎ICが距離的には一番近くて、約15kmで20分程度です。
ただし、波志江PAにスマートICがあるので、そちらかのほうがわかりやすく便利です。
ゴルフ場までにコンビニはいくつかあるのも助かります。
赤城カントリー倶楽部の評価・口コミは?
赤城カントリー倶楽部の評価は、楽天GORAで4.6、GDOで4.4と高いです。
とくにコースメンテナンス、設備充実度の評価が高いです。
口コミでは
距離が短いホールは狭く落とし所が難しい。
距離の長いホールはそれなりに左右は広く振っていける。
メリハリがあって攻め甲斐のあるコース。
グリーンのメンテも良い。
が特長的です。
赤城カントリー倶楽部の総合評価は?
今回は12月上旬の寒い時期にラウンドさせてもらいましたが、メンテナンスにとても気を使っているのが伺えました。
クラブハウスの外観、なかの豪華さ、清潔感があってとても気持ちよくラウンドにむかえるエントランスが印象的でした。
トーナメントの歴代優勝者の宮里藍や、所属の茂木宏美、武藤俊憲のパネルもしっかり飾られていました。
もちろんコースは本格派で、メンテナンスはバッチリでした。
さすがに寒いですが、グリーンがカチカチに凍っているようなこともなく、バンカーもしっかり整備されていました。
グリーンはやや遅めに感じましたが、しっかり目があり、難しさを感じました。
ただし、残念だったことが2つほどありました。
ひとつは枯れ葉の処理が間に合わずに排水路(U字口)を覆っていたことです。
排水路が隠れるほど枯れ葉がたまっていたせいで、今回のコンペ参加者のひとりが、その存在に気が付かず、足をU字口にとられて転倒しました。
枯れ葉が貯まるのは仕方ないのですが、注意喚起を促すか、U字口の上に蓋をつけるなどの対処をすべきだと思います。
このままでは危ないですし、ケガをしますので、ぜひ改善してほしいですね。
もうひとつは、カートに付いているナビの情報が少ないことです。
OBゾーンなのかがわかりづらく、攻略法もあまり載っていません。
前進4打があるかないかも載っていません。
途中で気がついたのですが、スコアカードに載っています。
ひとこと、スタート前に声をかけてほしいですね。
また、「ハーフ2時間以内で」とスコアカードに書いてありましたが、それならゴルフ場側も配慮が必要ではないかと感じました。
このふたつがなければ満点に近いくらい良いゴルフ場だけに、少し残念でした。
それでも赤城カントリー倶楽部は、ベストシーズンに再度、訪れたいゴルフ場なのは間違いないです!
今回紹介した赤城カントリー倶楽部
北関東自動車道/伊勢崎ICより15km
群馬県桐生市新里町高泉531-2