賞金王の宮里優作、賞金女王の鈴木愛ともにピンのG400LSテックドライバーを使っています。
直進性が高く低スピンで飛距離がでるのが、このドライバーの特長です。
鈴木愛、宮里優作ともにドライバーが安定
鈴木愛が賞金女王、宮里優作が賞金王になりました。
いずれも今回が初となります。
鈴木愛は平均パット数が注目されがちですが、ドライバーも飛んで曲がらず、アイアンの精度も高く、トータル的なバランスが取れていました。
宮里優作も同様で、パターの精度が上がり、元々のショットの切れに加えて、安定感のあるドライバーが際立ちました。
とくに最終戦のJTカップでの宮里優作のドライバーショットは、まったくの迷いがなく、ほぼフェアウェイをキープするほどの安定感、安心感がありました。
このふたりが使っているドライバーは、ともにピンのG400のLST(LSTEC)です。
G400の中でプロが使えるドライバーがLST
宮里優作は発売当初から、鈴木愛はTOTOジャパンクラシックからG400のLSTを使っています。
もともとGドライバーを使っていたふたりですが、G400へのすんなり乗り換えたとのことでです。
宮里優作に関しては、アイアンもその後、ピンのi200に変更し、ユーティリティもピンのクロスオーバーを入れていたようです。
G400シリーズのドライバーは、G400のスタンダードモデル、スライスしづらいG400SFT、そしてスピン量をおさえて飛ばせるG400LSTがラインアップされています。
プロゴルファーは飛距離を重要視することもあり、LSTを選んでいますが、このドライバーはバランスがよく、低スピンで直進性がよく、左右への曲がりも少ないので、使い勝手が良いんです。
ピンのクラブにはプロトタイプがない?
通常、クラブメーカーは契約プロ用に特別なクラブを用意するものです。
しかし、ピンのメーカーの人に聞いた話では、いわゆるプロトタイプいうものはピンには存在しないらしいです。
つまり、市販されているものと全く同じものが供給されているそうです。
そうはいっても、もちろんプロはカスタムして、いろいろなバランスを調整していますが、元のクラブ自体は全く同じというのは、珍しいかもしれません。
しかもピンのクラブは、契約フリーの選手が使うことも多いので、
とメーカーの人が語っていました。
男子プロに限って言えば、最後まで賞金王を争ったチャンキムもピンの契約選手で、やはりG400LSTドライバーを使っていました。
そのほか男子では永野竜太郎、塚田好宣、尾崎将司、女子プロでは比嘉真美子がG400LSTを使っていまいた。
2017年、ピンのG400はプロの間で人気のドライバーとなりました。
もちろんアマチュアゴルファーにも人気で、発売以来、G400シリーズのドライバーは常に上位です。
今後もプロの間でG400LSTドライバーを使う人は増えていきそうですね!
ピン G400 LS TEC ドライバー
賞金女王、賞金王の共通ドライバーのG400LST、いかがでしたか?
以前、試打会で実際に打ってみた感じは、たしかに強いボールがスッと遠くへ飛んでいく印象でした。
飛んで曲がらないドライバー、これこそアマチュアゴルファーの憧れですね!