桑田泉のクォーター理論では、パターのようにウェッジを使うグリーン周りのアプローチをパットアプローチと呼んでいます。
パットアプローチを使うと、グリーン周りのザックリやトップがなくなりショートゲームが安定するので、スコアがまとまります。
アプローチでざっくりの失敗をなくしたいならパットアプローチ
ドライバーでフェアウェイキープに成功、でも2打目のアイアンがグリーンオンせずに横のラフに。
寄せたいけど、そう思うとざっくりしそうで嫌ですよね。
そんな時はパットアプローチが失敗しないで便利です。
ココがポイント
- アイアンをパターと同じ感覚でスイング
- パットアプローチなら失敗の確率が少ない
- パットアプローチは普通に打つと右に出る
パットアプローチを使う理由
グリーン近くまできて、プロのようにかっこ良くアプローチしてチップイン。
誰もが憧れますが、ちょっとゴルフが分かってくると、それがかなり難しいことに気がつくと思います。
それどころか、どうも失敗しそうな気がして、ちょっとしたアプローチイップスになっていまったりもします。
実際に、一時期、私もそうでした。
そんな時に出会ったのが、この「パットアプローチ」です。
パットアプローチを活用すると、本当に寄せが簡単になります。
プロみたいなアプローチではないですが、何よりも結果が出ます。
パットアプローチを使う理由は、単純にそれだけです。
格好良さではなく結果を再優先すると、パットアプローチになっている、それが正直なところなのです。
パットアプローチの打ち方は簡単
ではでは、パットアプローチってどうやって打つのでしょうか？
打ち方はいたって簡単です。
桑田泉プロが実践しているので、動画を確認してみてください。
桑田泉プロのパットアプローチの動画
アプローチウェッジなどをパターと同じ握りで、少しヒールを持ち上げるように、パターと同じように払い打つだけです。
※距離によって、アプローチウェッジやPW、9I、8Iなど、場合によっては7Iなどを使う場合もあります。
ヒールを持ち上げるのは、芝の抵抗を減らすためで、ラフからの抜けが良くなります。
ポイントは、パターと同じような打ち方という点です。
巷で言われている、上から入れるとか、むずかしいことを考える必要なありません。
パターのストロークをするだけです。
こうすることで、ラフの芝、グリーンエッジを超えてくれます。
ボールを上げようとする必要はありません。
というよりも、そういう打ち方をしてはダメなんです。
あくまでもパターと同じです。
パットアプローチの注意点
ただ、パットアプローチにも注意点があります。
パットアプローチは、思っているよりもボールが右に出て行くことです。
これは、まっすぐ構えてヒールを持ち上げるとフェースがどんどん右に向いていくからなんです。
なので当然、ボールの出ていく方向も右になっていきます。
極端ですが、仮にクラブを正面から握ったとしたら、シャフトとクラブフェースがくの字になるくらいで、ボールがまっすぐ出て行く感じです。
この度合いは、経験を積むしかないので、何度か試してみて、自分なりの角度をつかむことが大切です。
パットアプローチはひとつの方法！すべてにおいて万能ではない
万能そうなパットアプローチですが、すべての状況に使えるわけではないです。
当たり前ですが、パットなので転がせる場合に限られます。
それだけは、しっかり覚えておいたほうがよいです。
最終的には、アプローチショットは状況によって使い分けることが重要になりますが、ただ、セカンドショットがグリーン手前や脇に止まってしまった時は、このパットアプローチが威力を発揮します。
実際に、私はこれで寄せワンが増えてましたし、それによってスコアも良くなりました。
結果が出ているのももちろんですが、それよりも大きいのはストレスが減ったことです。
アプローチイップスはどこへ？というくらい、楽な気持ちになれるのです。
これは大きいですね。
ちなみに私はほとんど場合、50度のウェッジを使っています。
自分がパットアプローチが打ちやすいクラブをひとつ作ると大きな武器になりますよ！
これであなたも転がし名人、アプローチ名人に！
失敗しないパットアプローチ、いかがでしたか？
ほかにも簡単なアプローチを紹介しているプロがいますが、私がいちばんしっくりきたのは、桑田泉プロでした。
桑田泉のクォーター理論では、本当に理論的に結果がしっかりでる方法を教えてくれます。
パットアプローチで使っているウェッジはこちら
