キャロウェイEPIC（エピック）ドライバーUS仕様のフジクラプログリーンSを購入しました。
ゴルフ練習場の計測器で測った数値や、実際に打ってみた感想を紹介します。
想像以上にハードなシャフトです。
エピックドライバーUSのフジクラプログリーンは標準シャフト？
シャフトの差し替えができて、ウェイト移動でフェードやドローの球筋調整ができるメリットに惹かれて、エピックドライバーUS仕様を購入しました。
総重量が310g以上で、エピックドライバーのUS仕様標準シャフトということなので、シャフトはフジクラプログリーンのSを選択しました。
フジクラプログリーンの特徴としては、
- 重量のある中調子
- Sフレックスでシャフト重量は約67g
- 総重量は約315g
- バランスはD4
- US表記のトルクはlow-mid
とのこと。
ゴルフ練習場に計測器があったので、ヘッドスピードや初速、飛距離、ミート率を測ってみました。
思ったよりヘッドスピードが遅くシャフトに負けている感じ
エピックドライバーUS仕様、フジクラプログリーンのSシャフトを、さっそく計測器で測ってみました。
ロフトは変更しないで10.5度、標準ポジションのN、ウェイトはほんの少しドロー寄りです。
バランスがD4なので、かなり振られている感じはあります。
さっそく測ってみると、
- ヘッドスピードは40.2m/s
- ボールスピードは59m/s
- ミート率は1.47
- 飛距離は238ヤード
でした。
その後、10球ほど打ってみて、一番良かったときで
- ヘッドスピードは41.8m/s
- 飛距離は246ヤード
でした。
悪くない数字にも思えますが、このシャフトはなかなかハードです。
かなりしっかり振らないと簡単にスライスします。
フジクラプログリーンはしっかり振らないとスライス必至
フジクラプログリーンのSフレックスは、かなりしっかりしたトルクのあるシャフトに感じました。
実際、10球打った中で飛距離はある程度でたものの、平均でヘッドスピードは42m/sに届かない数字でした。
普段、44m/s程度なので、ちょっと足らない感じです。
しかも、しっかり振れないとちゃんとシャフトがしなってくれない印象で、飛距離も出ないし、スライス気味のボールが出てしまいます。
好みもありますが、エピックドライバーではドローで飛ばしたいと思っていたので、ウェイトも少しドロー寄りにしていますが、イメージしている弾道はあまり出ませんでした。
もちろん技量の問題ですが、飛距離のばらつきも目立っていて、このシャフトで18ホール回るには、かなり体力が必要になりそうです。
結局、10球打ってみて、エピックスターUS、フジクラプログリーンSシャフトの平均値は
- ヘッドスピードは41.3m/s
- ボールスピードは58.4m/s
- ミート率は1.41
- 飛距離は237ヤード
でした。
そんなに悪くない数字なんですが、数字以上にフィーリングは今ひとつの印象でした。
気になったのは弾道の安定性です。
数字上には出ないんですが、力のないスライス気味のボールもあれば、少し引っ掛けてドロップしたときもありました。
クラブの重さがありすぎて（バランスが重すぎて）、しっかり振り切れていないように感じてしまいました。
う〜ん、スペックだけではなかなか判断できないものですね。
ただ、日本仕様のエピックスターではシャフトが交換できないので、カチャカチャ付きのUS仕様にしておいてよかった！
今回のフジクラプログリーンとは対極にあるかもしれませんが、日本仕様のエピックスターでは軽めのシャフトとの相性がいいと聞きます。
ならば、軽くて振り抜きすい50g台のシャフトでもいいのかもしれませんね。
どんなシャフトがマッチするのか、少し検討してみたいと思います。
キャロウェイ エピックドライバー US仕様 フジクラプログリーン
キャロウェイUSエピックドライバーのフジクラプログリーンSシャフトのレポート、いかがでしたか？
なかなかハードなシャフトなので、しっかり振れてヘッドスピードがそれなりにある人に向いているようです！
購入予定なら自分のヘッドスピードとしっかり相談してみてくださいね！
